SSブログ
ファッション ブログトップ

アロハシャツ、その1 [ファッション]

アロハシャツを作り始めて3年位になる。
元々自分好みのデザインが無く、あっても非常に値段が高くて手が出なかった。
ふと、自分で作れば良いじゃないかと思い立ち、某大手の生地フロアへ行ったのが始まりだった。

1着目はパターン通りに作った。
色々な部分がずれていたがあまり気にならなかった。

2着目からは古着屋で縫製やデザインをチェックして勉強、オリジナリティを出してみた。
ずれる部分は何回も縫い直した。

やがてショッピングセンターのハギレコーナーに通い始め、気に入った図柄があるととりあえず買い漁った。
だが、ハギレのサイズではシャツ1着分には足りない。
そこで2トーンにしたのが今のスタイルになった。怪我の功名と言おうか苦し紛れと言おうか。
DSC00668.JPG

何せ100円のハギレ、生地が足らない部分はデザインでカバーするしかない。
それがエコでもあると、オレは信じる。
DSC00667.JPG

素材は綿100%、扱いやすいというだけの理由だ。
レーヨンがアロハの定番と言われたが、そんな事は関係無い。
簡単に洗濯できる素材で使い勝手良く使いたいのだ。
売る訳でもないし、オレが満足ならそれでいいいのだ。
高価なシャツを汚さないようにビクビク使うなんて、まっぴらなのさ。

毎日使うタオルのように、ラフに使ってジャブジャブ洗う。パリッと広げて干す!
シャツが晴れた日差しの中で風に揺れる様を眺めると、今度はコイツとどこへ出かけてやろうかと妄想するのも楽しい。
せっかく生み出されたモノなら、擦り切れるまで使い倒してやろうと決めている。

いつかオレがいなくなった時、ビンテージとして市場に顔を出すのを想像するのも楽しいではないか。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ファッション

ミラーのサングラス [ファッション]

オレは昔から夏になると、ミラーサングラスを好んで使っている。
小学生の頃に見た映画「トラック野郎」の中で、ダウンタウンブギウギバンドの宇崎竜童さんがかけていたモノに目を惹かれた。
ティアドロップ型というのだろうか?いわゆるタレ目のアレである。

今手元にあるモノはふたつ。
ひとつは、Ray・Ban レイバンのミラー
DSC00649.JPG

コイツはライブハウスのイベントで使うため買ったモノだ。
松山千春さんのカバー曲を歌うのでコスプレをしてみた。
残念ながら70年代当時の千春さん型のミラーは手に入らなかったが。

もうひとつは、ドライブ用の黒縁ミラー。コイツとはもう20数年来の付き合いだ。
レイ・チャールズ氏がかけていた形に似ている。


そう言やぁいつだったか、ミラーサングラスをダサイと笑われた事があった。
その女は、もう流行ってないから古いのだと言いやがった。
ちょっと待ってくれ、オレは流行り云々でかけている訳ではない。
勝手に流行らせ勝手に廃れさせるアホな奴らの風潮にはいささか閉口する。

オレは流行りという現象が本当にキライだ!
カッコイイだの何だのともてはやしておきながら、ある程度蔓延したらまるで恋が覚めるがごとくそっぽを向きやがる。
それでも変わらずにいる者に対し、嘲笑や侮蔑の感情を容赦なく向け始めるのだ。

好きなモノを好きでいて何が悪い!特異な格好をしている訳ではない。
周りの目を気にして足並みをそろえるように流行を追いかけて行く。
そんな奴らがオレを見てダサイなどと言い放つ方が、よっぽどダサイじゃないか!

いかん・・・つい熱くなってしまった。

これから季節は夏へと向かって行く。
オレは胸を張ってミラーサングラスをかけよう!
鏡越しに見える日々をこの目に焼き付けるのだ。

恥を捨てよ、街へ出よう!

夏はすぐそこなのだ。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ファッション

カンカン帽 [ファッション]

以前、浴衣を着始めた時に買ったカンカン帽。
昭和初期、或いはそれ以前のモノの方が雰囲気があって良いだろうとオークションで入手した。
名前の由来は、その固さゆえに軽く叩くとカンカンと音がする事から名付けられたと聞いた。
映画等で、時代を表現する小物としてだびたび目にすることも多い。
DSC00634.JPG

先ず注目なのが、型で押されて直線、曲線、角がピチッと整った幾何学的デザインが美しい。
実際に時代を経て来た擦り切れた角や色褪せが、ダメージ加工では出せない佇まいがある。

実際に被ってみた印象は、こめかみが少々痛い。
サイズが少し小さい事が原因である。
帽子の内側には本来、ガーゼの裏地が付いているがこの個体には無い。
古いものなので、経年変化により破損し無くなってしまったのだろう。
そのうち、麻の古布で裏を作ろうと思う。そう、ガーゼではなく麻、それがオレのこだわりなのだ。

しかしながら、浴衣にこのカンカン帽姿は評判が良かった。
行く先々で注目され写真を撮らせてくれと言われたり、移動の電車の中でご年配の方がひそひそと話題にもしていた。

この予想外の注目に、こめかみが痛いなど小さい事なのだ。

そう、オシャレは時にガマンなのだ!
nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:ファッション
ファッション ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。